70年代ストラトキャスター



70年代ストラトキャスターの選び方

自分が思う選び方を述べようかと思います。
今まで現行品のギターを使っていて、いつかビンテージのギターを弾きたいっていう方は多いのではないでしょうか?

しかし、ビンテージのギターだからと言って全てが良い音とは限りません。

  1. ネックが馬鹿になっている
  2. やたら高音域だけでる
  3. オリジナル回路が酸化して出力が弱くなっている
  4. フレットが死んでいる
  5. 傷が多すぎて、湿気の影響を受けやすくなっている
ビンテージのギターを選ぶ時に気をつけるべきはこの辺りかと思います。

いざ選ぶ時

必ずビンテージギター専門店で数本弾いてから選ぶようにしましょう。

気をつけるべきこと
  1. リアピックアップで弾きましょう。フロントピックアップで弾くと大体良い音がします。
  2. クランチトーンで弾きましょう。ギターの鳴りやバランスが最も出やすいトーンではないでしょうか?
  3. 値段に惑わされないようにしましょう。リフィニッシュものは大体半額まで落ちます。しかし、ラッカー塗装され、返って良いギターになっていることが多いのも事実です。

また、年代やサウンドイメージ、ボディ材から指板材までおおよそのイメージを持っておくと良いかと思います。

ボディ材によるサウンドの傾向

アッシュ材
74年後期から
レンジが広い材です。軽いものは、返って低音が出ないこともあります。また、重すぎると今度は抜けが悪くなります。おおよそ3.7kgくらいが丁度いいかと思います。
パワー感があり、レンジも広いことからハードロックやヘビーメタルにはもってこいです。

アルダー材
70年から74年前期まで
中音域による傾向があります。ブルースロックと相性が良いかと思います。
アッシュに比べるとまとまりがよく感じられるかもしれません。軽いものでも良く鳴ります。
しかし、なり過ぎるとかえって高音域が出過ぎて痛くなり過ぎることがあり注意が必要だと思います。

ネック材のサウンド傾向

ローズだからメイプルだからとは一概に言えない側面があります。
また、ネックがなるギターは、ギターそのものが良く鳴ります。
ですので巷のローズだから、メイプルだからは、当てにならないと思います。

おススメのお店
ストラトクレイジー
神田のお店でビンテージストラトキャスターの専門店です。
何本も弾き比べる事ができるので非常におススメできます。もしかすると相場より若干高いかもしれませんが。

ハイパーギター
新大久保のお店
まさに博物館!!フェンダーのみならずギブソンやグレッチのビンテージギターが沢山
ビンテージギター好きにとってのもはやディズニーランド^_^
入場料とってもよいのでは?

是非是非皆さんもビンテージギターを探してみてくださいな